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風景画の描き方(基礎1-2)

前回は空と雲を描きました。今回は、草原を描いてみたいと思います。Wet-in-wetにもだいぶなれてきたでしょうか。

--草原の道--

道の両脇の草原を塗っていきます。

塗り方は、空とほとんど同じ・・・Wet-in-wetです。

 ■ 鉛筆の下描き再び

前回、空がだいたいできましたが、

草原と道の部分の鉛筆の下描きを、

ここで空の雲の感じを見ながら少し修正します。

水彩画の描き方・風景画の描き方1

■ 水塗り

道の両脇の草原(牧草地)の部分にきれいな水をぬります。

水彩画の描き方・風景画の描き方 草原

 

水塗り完成

道の両側が水で光っているのがわかりますか?

ここに絵の具を塗っていきます。
水彩画の描き方・風景画の描き方・草原と道

■ 絵の具で草原の色を作る

ホルベイン水彩絵具、

サップグリーンにバーントシェンナを少し混ぜました。

 水彩画の描き方・風景画の描き方・パレットの写真

今回も、完全に混ぜきらずに、軽く混ぜます。

■ 草原の色を塗る

まだ水で濡れているうちに、部分に絵の具をおとしましょう。

今回は、空と違って、全体を塗ります。
水彩画の描き方・風景画の描き方・草原の色を塗る

■ バーントシェンナ

全体が塗れたら、ところどころにバーントシェンナを点々と、塗っていきます。

これで牧草地の起伏を表現します。

水彩画の描き方・風景画の描き方・牧草地の起伏

■ 乾かします

ドライヤーで乾かします。

これで、草原の下描きが完成です!

 「水彩画の描き方」・風景画の描き方・ドライヤーで乾かす

Wet-in-wetを使って、草原の下塗りができました。

どんな絵になるか、もうだいだい分かってきましたね。

ここで復習です。

あまり描きこみ過ぎると逆効果です。

自然のにじみを大切に残しておきましょう。

 

次回は、地平線の木々などの細かいものを描いていきます。