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水彩画インフォメーション

水彩画の描き方を基礎からご説明しています。基礎的な水彩画のテクニックの他に、オリジナルな描き方・水彩画のQ&A・・etc。 動画の説明も、どんどん追加中!

水彩画用紙の選び方( 基本)

 

シート(平版)

一枚一枚がバラバラです。

アルシュのシートタイプ

10枚単位くらいでビニールの袋に入って売られています。

サイズが大きめで、高価なものはこのタイプになります。

購入後、自分の好きなサイズにカットして使用します。

慣れてきたら、スケッチブックよりもお勧めです。

同じ紙の名前がついていても、実際に使ってみるとスケッチブックよりも品質が良い感じがします。

ブロック(パッド)タイプ

左辺のみが糊付けされたタイプで、A3タイプ、A4タイプとあり、サイズ的にはシートタイプよりも使いやすいです。

お勧めはアルシュで、A3タイプです。紙厚が300gと丁度良く、紙目も細めで使いやすいでしょう。

水彩画インフォメーション アルシュ 紙

12枚綴りで1冊になっています。

最初はこのパッドタイプで試してから、慣れてきたらシートタイプを購入すると良いと思います。

 

スケッチブック

画材店で手に入りやすいタイプ。

入門・中級用の紙が多く、気軽に利用することができます。

コットマン スケッチブック

スケッチブックは、シートに比べて、紙目がすべすべしすぎて絵の具の染み込みが悪いような感じがします。

しかし、旅行などには欠かせません。

鉛筆に淡彩のスケッチであれば、紙目のすべすべもほとんど気になりません。

スケッチブックタイプで好きな紙が決まったら、シートタイプで大き目のサイズを購入するのがよいでしょう。

■ボード

ボードに水彩画用紙を貼り付けてあるものです。

そのため、水張りをする手間が省けます。

イラストボードは多数ありますが、水彩画用紙を貼り付けたものは、残念ながら種類は多くありません。

■紙の厚さの説明

例)ワトソン 300g

紙の厚さは、1平方メートル辺りのグラム数、または紙の一連つまり1000枚の重さで表します。

190g

300g

640g

などですが、通常100g〜300g前後が使いやすいでしょう。

■紙目の説明

例)ワトソン 細目(ホットプレス)

紙によって異なりますが、おおよそ次の3種類に分けられます。

細目(ホットプレス)

中目(コールドプレス)

荒目(ラフ)

※ホットプレス・・アイロンのように熱いものでプレスすると紙の表面が平らになりますね。

※コールドプレス・・冷たいものでプレスしても、それぼど表面は平らになりません。

紙の種類によって細目と書いてあっても、結構荒目だったりするので、実際に使ってみないとわかりません。

 画材屋にはいろいな紙のサンプルが置いてあるので、少しずつ時間をかけて試すと楽しいです。自分にあった紙を探すのも、水彩画をやる人間にとっての宝探しですね。