水彩画インフォメーション
Wet-in-wet
にじみ塗りの発展です。一色塗った後で、それが乾かないうちに、違う色を塗っていきます。色が混ざり合って、水彩ならではの美しい画面になります。
花の絵の描き方の背景を使って説明
まず、筆で紙をぬらしてから、その上に絵具を置いていく。
前回やった「にじみ塗り」技法の発展系です。
"Wet-in-wet"(ウエットインウエット)
なんで英語なんだ! って、おこらないでください。
日本語では、"たらし込み"とか"にじみ塗り”言うらしいんだけど?なんか雰囲気が違うんですよね。
というわけで、雰囲気、ちょっとでもかっこよく、
今回は・・・
”Wet-in-wet”
で、いきましょう。
よく水彩画をはじめたばかりだと、まず、鉛筆で形をとって、それから絵具を輪郭にそって塗りますよね。
でも、それって、結構難しいです。
なぜって、なんたって鉛筆で形をとるのが難しいでしょ!
それを一番先にやるからね。
その上に色を塗ると、どうしても鉛筆のラインにとらわれることが多い。
潜在意識は(線をはみ出すなよ・・・)なんて、どこか脅かしをかけているし。
まあ、とにかく、
ぼくの絵をぱっとみると、鉛筆の線がないのがほとんどだし、
全体にぼんやりしているのが、
「変わってますね〜」
の理由だと思うんですが、
この”Wet-in-wet”技法が大きな理由だと思います。
まずは、、花を描くページで、具体的に紹介しましょう。
|