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水彩画インフォメーション

おすすめの水彩画の絵の具

私は、いろいろなメーカーのものを使いますが、地方に住んでいるので、いざという時に手に入りやすく、かつ、良質なもの・・という理由でホルベイン透明水彩絵の具をメインで使用しています。

おすすめ透明水彩絵の具

入門者にとっては、この日本製の信頼がおけるホルベインで十分だと思います。
アメリカの画材屋でもホルベインは扱っています。

水彩画の描き方・・絵の具 ホルベイン


最初は12色セットくらいのものが最適です。

色数が多いと、迷ってしまって絵の具を使いこなせません。
慣れてきたら単品で必要な色を購入していくのがいいと思います。

ホルベイン12色セットは、こちらから購入できます↓

楽天市場の画材店へのリンク
水彩画の描き方・絵の具・ホルベイン12色セット

 

●「マイメリブルー」というのも色によっては使います。

ブルー系が美しくて、粒子が細かい感じです。

水彩画の描き方・・絵の具・マイメリ

 

小学生が使う絵の具でいいのでしょうか?


小学校の水彩絵の具とプロ用の水彩絵の具は、
顔料、アラビアゴムなどの材料が異なるため、なるべくプロ用のものをお勧めします。
プロ用(上記のホルベインなど)は、経年変化での色の変化をなるべく抑えるように製造されています。
色自体も自然な感じです。

 

アクリルの絵の具

透明水彩絵の具には、アクリル絵の具があります。

アクリル絵の具は、乾くのが早く、色がビビッドで一度乾くと融けません。
ですから、プロのイラストレーターが良く使います。イラスト的な作品を描くときは、アクリルも大変おもしろい絵の具です。科学的に作られた絵の具なので色がビビッド・・つまり、ハデなので広告には向きます。
私は、木などの自然を多く描くようになったので、色が派手すぎて最近は使っていません。
昔は、こればかり使っていた時期もありました。

あと、乾くととれないので、Lift-outの技法などは使えませんが、一方、グレージングという色を重ねる技法が使えます。現代絵画の作家は、そのハデな色を好み、また乾くと融けず、表面も強いので 良く使っています。

製品名としては、リキテックス、ホルベインのアクリラなどが有名です。

不透明水彩絵の具

絵の具を塗ると下の絵の具が隠れてしまうものを言います。
ポスターカラー、グワッシュ(ガッシュ)などが不透明水彩絵の具になります。

下の絵の具が隠れるので、訂正が簡単ですが、透明感をもった絵を描くのには適していません。
油絵を描くときには、どんどん絵の具を上に重ねていきますが、不透明水彩絵の具も同じように使います。

ポスターカラーとガッシュの違いですが、ポスターカラーは名前のとおり、 ポスターを描くための絵の具です。

ポスターカラー

色がたいへん強く、原色で、ハデです。
一時的な作品を描くためのものですので、色が経年変化しやすいのが難点です。
また、乾いた後でも水をたらすと融けてしまいます。
絵画を描くのには向いていないと思います。

ガッシュ

一方、ガッシュは絵画を描くのに適しています。
自然な色味で、経年変化にもポスターカラーに比べると強いです。

ガッシュには、 アクリルガッシュもあり、
私はターナーのアクリルガッシュを長年使用して広告などの仕事に利用していました。

私の不透明水彩絵の具(グワッシュ)による作品はこちら。


アクリルガッシュは乾くと融けません。
しかも、すぐに(ドライヤーを使えば1分くらいで)乾きますので、プロのイラストレーターに良く利用されています。