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地中美術館の中には、モネが飾ってある、真っ白い部屋があった。
はだしになって、大理石の上に立ちながら、モネを拝見する。
ここもなかなか素敵な空間だった。
後日調べたら、地中美術館はベネッサのオーナーが、モネの絵を購入し、その美術館を作る予定だったが、最終的に現代美術館になったそうな。
印象派のモネと、現代美術とは、また不思議な取り合わせだなあ・・?!
きっと金沢21世紀美術館(2004年10月開館)が、経営的にとてもうまく行っているので、その影響ではないだろうか・・・でも、開館の年が同じ・・・??
ホームページの作りもとてもよく似ている。
ジェームズ・タレルの"オープン・スカイ"とおなじ、”Blue Planet Sky”という作品が、金沢21世紀美術館では有名だ。
ともかく、この2つの美術館は似ている。企画者が共通かな、とも思ったが、
地中美術館は、福武一族が作り、金沢21世紀美術館は石川県と金沢市が作った。
だから、その規模とかコンセプトではかなり隔たりがあるような・・
もちろん建築家も違う。
金沢の方は行ったことがないのだけれど、地中美術館のように老人や障害者にきびしい作りなのかな?
地中美術館を体験した僕たちは、
その後、やはり同じ系列のレストランで食事をして、帰途に着いた。

( 宇野に戻るフェリーの中でスケッチ。後日、彩色。)
地中美術館は、いろいろと不満もあったけれど、
記憶にのこる体験をさせてくれるところだった。
いろいろ不満もあったが、やはり行ったかいがあった。
こうして、何回にもわたって記事を書けるくらいある意味ショックだったのだから。
きっと、死ぬまで忘れないだろう。
*****終わり****