3月14日の夜中3時までかかって、
最終荷物をキャンピングカーに乗せて
15日朝、倉敷に向かって旅立ちました。
もともと4月12日からの倉敷個展にはキャンピングカーで行く予定だったので、
だいぶ早い出発だったのですが、
このような旅立ちになるとは、夢にも思いませんでした。
郡山で地震にあって、
渋滞、地割れの中、夜中に那須の自宅に戻りました。
家は無事でしたが、中はかなりめちゃくちゃ。
大型テレビが台から落ちていたのは驚きました。
本棚の中は見事にすべて落ちていました。
まあ、ここまでは東京の方も同じような状況だったとは思いますが、
その後、福島原発の情報が明らかになるにつれ、
まずい・・・
まずいよなあ・・・
ということで、どうせ倉敷に行く予定だから・・・早目に出発。
途中、静岡の地震、強風、雪などの中
三日かかって倉敷に戻りました。
個展ダイレクトメールを出すために
プリンターを購入。
いつもはマックで住所印刷していたのですが、
手元のウインドウズにデータを移し・・・ソフトを勉強し、
何とか住所ラベルが刷れて、
発送。
その他、いろいろ・・・バタバタ・・・
その後、
妻の心臓の手術(たいしたことない99%成功する一泊の入院)・・無事成功・・というわけで
今日を迎えました。
原発のこと・・・・
いろいろな情報がありますが、個人的には
リスクを避けて、一番安全なレベルで
意思決定をしていこうと思っています。
後で笑い話になってもいいから
とにかく健康、安全に関しては、
一番安全と思える道を選んで
家族を守っていこうと思って
行動していこうと思っています。
そのため
福島原発に関しては、
放射能漏れが続いていて
この様子では
倉敷の三人展が終わっても那須高原に
戻れるとは思えません。
しばらく倉敷にとどまることになりそうです。
そんな中でも
額が業者さんから届いたり、
着々と展示会に向けての準備は整っていて、
(いつも以上に早めに)
問題なく開催できそうです。
もう4月1日。
バタバタと逃げ回っているうちに
もう、4月。
展示会があるおかげで、
精神的には、とても助かります。
ご案内ページを作りました。
http://www.kupuka.com/moridayori/1104.html
収さん
あけみさんの手術が無事ご成功なさってご安心なさったでしょう。そんないろいろあった中で三人展のご案内届きました。添え書きまでしていただいて・・・伺えないだけに嬉しかった!有難うございます。
ところで原発のことは、東電も政府もあまりに危機感が希薄で、やることなすこと信じられないことばかりですね。そんな人たちからの情報を鵜呑みにはできませんよね。(私の世代は「大本営発表」を思い出すんです)私も孫のことが心配です。幸い息子がちゃんと危機感を感じているようですのでまかせるよりありませんが。
また三人展のご様子を伺えることと楽しみにしています。
へーベルマンさん
コメントありがとうございます。
私たちが那須を離れた15日とその前夜は
原発事故で、最大の危機の瞬間だったことが、
だんだんわかってきました。
那須町の空間放射能の資料を読み返してみたら、
那須を離れた日、15日のあと、放射能が56倍に増えています。ちなみに昨日の値は、10倍にまで減少してきました。
われわれの世代は戦争体験がまったくないので、
平和になれきってしまって、
何かが起こっても、だれかが何とかしてくれる・・・
と思い込んでしまっている気がします。
東電や政府は、自分が思っている以上に頼りないのが良くわかりました。
「大本営発表」と比べて、表面的にはソフトな感じにみえますが、中身はたいして変わりない感じです。
また那須高原でのんびり再会したいです。
まずは倉敷三人展をがんばります。