リフォーム大作戦「テラスふたたび」
リビングのまえには、かなり広い南向きのテラスがあり
かつては眺望も抜群だったと思われる・・・が、引っ越した当初は
ご覧のような、無惨な状態。
コンクリートの上に積もった土のうえには、草まで生い茂り
手すりのペンキは剥げ落ち、当然のことながらサビも出ていた。しかし、これくらいのことで、あきらめてはいられない。
かつての住人が二十年以上前、このベランダで、味わったであろう
すばらしい眺望と、快適さを取り戻すべく・・がんばろう。まずは、伸び放題だった木は(前回にも書いたように)少しずつ剪定。
(とてもまだ、山々が一望できる状態ではないが、とりあえず明るくなった)つぎはベランダのコンクリート部分に取りかかる。
掃き清めたら思いの外コンクリート自体は
幸い草の根に浸食されることもなく、キレイだった。しかし厄介だったのは、鉄サビの出た手すり部分のサビ落としだ。
ごしごしガリガリ、とにかく金ブラシや金属ヘラ、
ディスクグラインダーも使って、根気よく落とす。それが終わったら、錆止め剤を塗るのだが
いまは、赤色だけではなく、グレーの錆止め剤も出ていて
あとで白のペンキを塗る下塗りとして、重宝した。いよいよ白のペンキ塗り。
ふたりで晴れた日を見ては、何度も塗っては乾かしテラスは、ついに息をふきかえした。
生まれ変わったテラスには、ご存知?前の家のデッキにも置いていた
木馬くんに(小鳥たちやモコ用ヒマワリの種の餌場を背負って)出動してもらう。いつかまたココに、モコたちがやって来る日はあるだろうか。
2003年10月