2004年・夏、森の我が家(クプカ家)に迷い込んできた、子猫のビヤ
諸事情から、外猫と家猫の中間として飼うことを決断したものの
そのためには、那須の厳しい冬も越せる小屋を作ってやらねば...ならない。
そこで手作りをして、少しずつ改造を重ねて来た。
では『ビヤ邸』の歩みを、ちょっとご紹介しよう。
<建築設計施工・村田收>
2X4高気密高断熱?猫専用住宅
↑図面(線はフリーハンド) ↑パーツを作る
↑75ミリ厚の断熱材を入れる ↑組み立てる(右下プロ用電動ドリル) ↑本体ほぼ完成
最初は、天井は古い額縁を使ったガラス張り(太陽の光が入るよう..)にして
設置場所は、リビングの窓の下(庭)に置き、とりあえずビヤに
住んでもらった。中にはヒーターのマットが入れてあるし
温度計も付いていて、快適ではある.....が、那須は風が強いから飛ばないよう、
小屋の屋根に石を乗せたり囲ったり・・していたら、要塞のようになった。
↑ヒーターと温度計付き ↑天井はガラス張り(すやすや) ↑...要塞の見張り?
冬には-5度の日が続いたが、ビヤは気分によって、小屋ではなく外の枯れ葉の中でも平気で寝ていた・・・
雪の中、エサをやりに行くのは大変。それにシンパイ(色んな動物も来る)
と言うことになり、我々の目の届く部屋のすぐ横の
テラスに『ビヤ邸』も、お引っ越し。
そしてこれが現在の 進化したビヤ邸
白く塗り替え、天井はガラスから斜めの屋根に変えた。
(パカッと開いて、掃除がしやすくなっている)
小屋の横には中の様子が見えるよう↓開け閉めできるガラス窓も付けた。
(入り口にはビヤがくぐると開く、風よけの↑ビニール扉も付けた)
とりあえず、ビヤ邸の主、ビヤも
気にいってくれた(かな?)
2005.春
in那須高原