津田塾大学(東京小平)津田梅子記念【交流館】にて
2007年3月13日(火)〜17日(土)10:00am〜16:00pm
津田塾大学平和プロジェクト実行グループ・津田梅子記念交流館共催
津田塾フォーラム   若者たちが紡ぐ平和の文化

花と人形が奏でる平和のハーモニー
フラワーアーティスト 秦碧 & 人形作家 村田あけみ 〜
midori hata & akemi murata Collaboration

  >>展示風景<<

武蔵野の面影残る、歴史ある津田塾大キャパスに
展示会場となった交流館は建っています。

 重厚な木製の扉を開けると

  

モダンながらもシックな空間が広がる館内。パイプオルガンのある礼拝堂(岡島ホール)、展示室、セミナー室が、ウッドデッキと武蔵野の木々が美しい中庭をとり囲んでいます。

 
展示室につづく廊下↑               ↑展示室から見た中庭

花と人形が奏でる平和のハーモニー 会場風景


交流館に入って正面の展示室『スペース1』が会場↑

『平和への祈り』新作12体出品

*テーブル中央のボードは作家紹介   

人形作家として計12点の作品を展示。この冬、那須の森の中のアトリエで
津田塾の展示のために、テーマである『平和への祈り』を込め創った新作ばかり。

 

人形のメインステージとなったテーブルに敷かれた染め布(オーガンジー二枚重ね)や左奧に置かれた蕾のような白いオブジェ(灯り)、木立のように人形たちのステージを彩る小枝と白い染め花は、今回コラボレーションさせていただいた 秦 碧-midori hata-さんの作品。

写真では、なかなか微妙な色合いが出ませんが、実際に拝見すると照明のもと、繊細でとても美しい染め布の上に展示されていて、16日に始めて会場にうかがった私は、久しぶりに再会した我が子(人形たち)が、素晴らしい空間とステージに立たせて頂いているのに感激。胸がいっぱいになりました。

3月12日の搬入風景↓秦さんと学生さんたち、ありがとう

ギャラリー・トーク

最終日の17日には午後2時〜3時、展示会場に椅子がたくさん運び込まれ、作品を眺めつつお客さまの前でギャラリートーク。司会進行役は、津田塾をこの春卒業したばかりのNさん(卒業後はTVのアナウンサーとか...)

・創作を始められたきっかけは?
・今回のテーマでもある『平和』に対してご意見があれば…どうぞ。
・人生の先輩として学生たちに何かアドバイスをいただけませんか?

といったご質問を受け、それぞれにお答えさせていただいた後、座談会形式で、お客さまからも直接、質問や感想をいただきました。終始、和やかな雰囲気で一時間ほどのギャラリートークも無事終了♪

 
左からakemi、秦さん、司会のNさん↑

秦碧さんの展示コーナー <一部ご紹介>

タペストリー、テーブル上の布、花や枝、すべて手染めによる秦さん作品。
花をアレンジした花器も、ご自身による陶芸作品です。洗練された中に
洋でもなく和でもなく、まさしく秦ワールドが匂い立ち、うっとり。

展示した人形より


  
                                       

  
                

    


〜〜東京から那須に戻った翌日、津田塾の学生さんからこんな便りが届きました〜〜

若者たちが紡ぐ平和の文化の展示にご協力頂きありがとうございました。社会の中にありながらも、己の内面を見つめ、それを作品に表すというお話を聞き、芸術家の在り方とは、こういうものなのかと認識しました。

表情豊かなお人形たちはとても愛らしく、一人くらいさらってしまおうか?と思った程でした。私たちの平和の種蒔きに力を貸して下さった事、感謝いたします。ありがとうございました。

2007年3月18日 津田塾大学平和プロジェクト一同

こちらこそ、ステキな機会を与えていただいてアリガトウ!混沌とした時代の中にあっても目をそらさず『自分たちに今なにが出来るか?』考え行動している若い人たちに出会い、その瞳に刺激を受けました。勉強させてもらったのは私の方です。遠い大学時代を懐かしく思い出したりもしました。平和への祈りを、小さなところからでもカタチにして行きましょう!憎しみよりも笑顔を伝染させながら・・・。

〜春まだ浅い那須高原より〜 村田あけみ

このページに掲載した写真は、宇都宮からお越し下さった
Hさん撮影のものも数点使わせていただいています。ありがとう♪



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